~町家リノベーション空間で楽しむ「京うどん維新(きょううどんいしん)」~
京都を訪れる際、清水寺・高台寺周辺の東山エリアは外せない観光スポットのひとつ。
歴史ある街並みや情緒あふれる小径が広がり、どこを切り取っても絵になる風景が魅力です。そんな東山エリアに、寒い冬の時期でも心と体をじんわり温めてくれる新しい京都うどん専門店がオープンしたのをご存知でしょうか。
その名も「京うどん維新(きょううどんいしん)」。
京都らしい町家をリノベーションした店内で、厳選された地元の素材を存分に活かしたこだわりのうどんが味わえるお店です。
京都・東山高台寺エリアの町家をリノベーション
京都を散策していると、古い町家をリノベーションしたカフェやレストランをよく見かけます。伝統的な建築を活かしながら、現代のライフスタイルに合わせた設備やインテリアが施されているため、ノスタルジックな雰囲気を残しつつ快適に過ごせるのが特徴です。
「京うどん維新」も、そんな町家を丁寧に改装して生まれ変わったお店。外観は京町家の風情をしっかり保ちつつ、店内には落ち着いた座席と開放的な空間が広がり、大人世代がゆったりとくつろげる雰囲気が漂っています。
冬の京都観光を彩る“一杯のうどん”
観光で街を歩き回ると、どうしても体が冷えてしまうことが多い冬の京都。そんなときに思わず食べたくなるのが、あたたかい出汁が染み渡るうどんです。
京うどん維新では、京都の出汁文化を存分に堪能できるメニューが勢ぞろい。しかも京都産の厳選素材に徹底的にこだわっているため、「どうせ同じうどんでしょ?」と思っていた人も、「こんなに違うものなのか」と驚くはずです。
「京うどん維新」が生み出す一杯には、細部まで行き届いた職人の技と情熱があります。中でも特筆すべきは、“6つのこだわり素材”と“出汁”、そして**“四季折々のメニューづくり”**。一つひとつを知れば知るほど、うどん維新で味わう一杯が特別なものに思えてくるでしょう。
6つのこだわり素材
- 卵「卵どすえ」
丹波の自然豊かな環境で育った鶏から採れたブランド卵。黄身の濃厚さと白身の弾力が特徴で、普通の卵にはない豊かなコクが味わえます。卵とじうどんや釜玉うどんなど、卵の旨味をダイレクトに感じられるメニューで大活躍。 - 醤油「竹岡醤油の天然醸造醤油」
何世代にもわたり守り抜かれた伝統製法で仕込まれるこの醤油は、旨味成分が強く、素材の良さを際立たせます。醤油ベースのかけ出汁だけでなく、煮物や丼ものの味付けにも使用され、香り高い仕上がりに。 - 湯葉「京・美山ゆば ゆう豆」
美山の清らかな水と厳選大豆で作られた湯葉は、豆の甘味とクリーミーな舌触りが特徴。サイドメニューやトッピングとして味わえるので、健康志向の方にもピッタリです。 - 鰹節「京都鰹節株式会社」
「うどんのおいしさは出汁で決まる」と言われるほど、鰹節は味の要。京都鰹節株式会社が誇る本枯鰹節は、豊かな香りと深みのある旨味を加えてくれます。ひと口すすっただけで“京都うどん”を体感できる秘密がここにあります。 - 丹波コシヒカリ
うどん屋さんといえど、やはりご飯物もおいしいのが嬉しいところ。丹波の恵みをたっぷり受けたコシヒカリを使用しているため、うどんと一緒に小丼やおにぎりを頼んでも、その上品な甘さと粘りをしっかり楽しめます。 - 麺「夷川 田ごと」の特注麺
創業100年を誇る麺匠が手がけた特注麺は、つるりとしたのど越しともちもちの食感が魅力。出汁との相性も計算し尽くされていて、麺にしっかり味が絡むよう工夫されています。
出汁へのこだわり:伏見の名水×厳選鰹節
京都・伏見の名水を使用した出汁は、鰹節をベースに昆布や椎茸などの旨味が絶妙にブレンドされたもの。
ひと口飲むだけでホッと落ち着く深い味わいは、冬の寒さを忘れさせてくれます。
さらに、醤油の加減や塩分バランスも計算されつくしており、味わい深くも後味はすっきり。飲み干した後に残るふくよかな香りが、「またもう一杯食べたい」と感じさせるポイントです。
四季折々のメニューづくり
京うどん維新では、季節の移ろいに合わせてメニューが変わるのも大きな魅力。例えば冬なら、体の芯から温まる「鍋焼きうどん」に地鶏や旬野菜をたっぷり使った贅沢な一品が登場。春には山菜、夏には京野菜、秋にはきのこ類など、季節の食材を活かしたトッピングが次々に登場します。
「観光のたびに新しい発見がある」というワクワク感は、リピーターを増やす大きな要因。京都を何度訪れても飽きないように工夫されているのです。
ここからは、京うどん維新で食べられるメニューのなかから特に注目したいものをピックアップ。寒い冬にぴったりのあったかメニューはもちろん、定番のうどん1~3、そして意外と人気の甘味メニューまで幅広くご紹介します。
冬の名物:地鶏入り「鍋焼きうどん」
冬になると必ず注文したくなるのが「鍋焼きうどん」。アツアツの鉄鍋に、もちもちの特注麺と具材がたっぷり詰まった一品です。
- 地鶏の旨味が出汁に溶け込み、鰹節と相まって奥行きのある味わいに。
- 具材には京野菜や湯葉、そして濃厚な「卵どすえ」がとろけるように混ざり合い、ひと口頬張るたびに至福の瞬間が訪れます。
- 仕上げにふわっと香る柚子や三つ葉など、薬味のアクセントもお楽しみに。
人気のうどん1~3
京うどん維新には、バリエーション豊かなメニューが用意されていますが、中でもおすすめしたいのが下記の3種類。
- かけうどん(基本の味を堪能)
- 醤油と鰹節、伏見の名水が織りなすシンプルイズベストな逸品。
- 麺そのものの食感と出汁のうま味を最もストレートに感じられるため、初めての方はまずこれで“京都うどん”を体感してほしい。
- 湯葉と京野菜うどん(ヘルシー志向向け)
- 豆の甘味がぎゅっと詰まった湯葉と、季節の京野菜をあしらったやさしい味わい。
- カロリーを抑えつつもしっかり満足感があるので、30代~40代の女性に人気。
- カレーうどん(寒い日にこそ!)
- 京都の和風出汁とスパイシーなカレーが出会う、クセになる一杯。
- 麺にしっかりカレーが絡み、濃厚ながらも後味はさっぱり。トッピングにチーズや温泉卵を追加して、自分好みのカスタマイズを楽しめる。
食後も満足!甘味メニュー
うどん屋さんというと、つい“麺メニュー”だけに注目しがちですが、うどん維新では和のスイーツやちょっとした甘味も充実しています。
- 抹茶を使った和パフェや、ミニぜんざいなど、京都らしさを存分に楽しめるラインナップ。
- 食後に甘いものが欲しくなる人はもちろん、「もう少し休憩したい」という観光客にとって、甘味メニューがあるお店はありがたい存在です。
店舗情報
- 店名:京うどん維新(きょううどんいしん)
- 住所:〒605-0826 京都府京都市東山区桝屋町362-5
- アクセス:
- 京都市営地下鉄東西線「祇園四条駅」より徒歩約20分
- 京都市営バス「東山安井」バス停より徒歩約10分
- 営業時間:11:00〜20:00(L.O.19:30)
- 定休日:不定休
- 駐車場:無し(近くに提携駐車場あり)
- 席総数:25席
- クレジットカード / 電子マネー:利用可
町家をリノベーションした外観は、京都らしい格子や土壁の意匠が残されており、外から見ても「ここは京都の老舗?」と思うほど。
店内にはテーブル席が中心で、グループやファミリーでも利用しやすい構成になっています。カウンター席があれば、一人旅やカップルなど少人数での来店もしやすいでしょう。
5-1. 清水寺からの定番ルート
- 午前中:清水寺を参拝
- 世界遺産にも登録されている清水寺。清水の舞台や音羽の滝など見どころ満載。
- 参拝後は、二年坂・三年坂周辺のお店を散策するのも楽しい。
- ランチ:京うどん維新であたたかい一杯
- 東山安井のバス停から徒歩10分ほどで到着。ゆったりと町家の風情を感じながら休憩。
- このとき、冬限定の鍋焼きうどんや湯葉を使ったメニューを選べば、寒い時期もほっこり。
- 午後:高台寺や八坂の塔をめぐる
- 食後は周辺に点在するお寺や神社をのんびり巡るコースがおすすめ。
- 写真好きな方は、石畳と八坂の塔の絶景ポイントをぜひお見逃しなく。
5-2. 東山散策とセットで楽しむプラン
- 祇園四条駅からスタート:花見小路を散策
- 舞妓さんに出会える可能性もある花見小路通りは、まさに“ザ・京都”な風情。
- おしゃれなカフェや雑貨店に寄り道しながら進んでみてください。
- 「京うどん維新」でランチブレイク
- 歩き疲れたところでおいしいうどんをいただくと、体力も気分もリフレッシュ。
- もし気に入ったなら甘味メニューを追加オーダーして、さらに贅沢なひとときを。
- 高台寺や石塀小路を散策
- 石塀小路は写真映えスポットとして人気が高いエリア。
- 高台寺は夜間ライトアップの時期に合わせると、幻想的な風景が楽しめます。
どちらのコースも、清水寺や高台寺などの有名観光地を回りながら、冬の京都を存分に味わえるプランとなっています。昼食時に「京うどん維新」を組み込めば、ランチ難民になる心配もなく、心も体も満たされる時間を過ごせるでしょう。
京都観光とは「昔ながらの情緒」や「上質な空気感」を味わえる特別な機会。
そんな京都の魅力をより濃く体感できる食事処として、町家リノベーションの「京うどん維新」はおすすめです。
- 町家の温もりと厳選素材が織りなす贅沢なうどん体験
- 清水寺や高台寺と合わせた観光ルートに組み込みやすい立地
- 冬限定の鍋焼きうどんや旬食材のメニューで季節感を存分に楽しめる
- カレーうどんや湯葉うどんなど多彩なバリエーションがあり、どんな嗜好にも応えてくれる
観光スポットを巡る合間に、あたたかい出汁の香りともちもちの特注麺を味わえば、きっと忘れられない旅の思い出になるはず。清水寺界隈でランチを検討している方、京都うどんを味わってみたい方は、ぜひ「京うどん維新」を訪れてみてください。
「京うどん維新」へのお問い合わせ・ご予約はこちら
- 公式サイト(メニュー・アクセス情報)
https://kyoto-udon-ishin.com/ - 電話:075-320-0215 (株式会社CHICK)
- Instagram / Facebookも更新中
寒さが厳しい冬だからこそ、心と体をほっと温めてくれる一杯が恋しくなります。京都の冬を存分に楽しむなら、まずは*京都ならではの素材とこだわりが詰まった“うどん”*を味わうのが正解。ぜひ皆さんも、東山での観光プランに「京うどん維新」を組み込んでみてはいかがでしょうか。忘れられない京都の味が、あなたを待っています。